駿台体育会 会長 田部井 茂
この度、駿台体育会会長に就任いたしました田部井 茂です。このような重責を担うこととなり、大変光栄であると同時に、身の引き締まる思いでございます。
これまで駿台体育会を支えてこられた歴代会長、役員、そして会員の皆様に心より感謝申し上げます。
駿台体育会は、1959(昭和34)年6月に創設し,現在43部が所属しております。 戦前にも似たような組織はありましたが継続した運営はできておらず、1952年頃から、各部のOB等から正式な会の設立を望む声も広がり、1959年6月、春日井薫先生(元総長)が会長、ラグビー部の北島忠治監督が副会長、ホッケー部の小林定義監督が幹事長に就任し「各部OB間の連携強化」「体育会の発展へ寄与」という目的で、正式に『駿台OB会』として発足し、現在は43部、約30,000人の組織となり、1977年には名称を現在の『駿台体育会』となりました。
駿台体育会は、設立以来、日本のスポーツ界を牽引する存在として、多くの選手や指導者を輩出してまいりました。その歴史と伝統は、皆様が築き上げてきた努力の結晶であり、私たちの誇りです。
今後の駿台体育会では、競技力向上だけでなく、スポーツを通じた社会貢献や地域社会との連携を深める取り組みを推進してまいります。また、明治大学全体の発展に寄与し、大学ブランドの向上にも積極的に貢献していく所存です。
これまでに駿台体育会の皆様が築き上げてこられた基盤を礎に、さらなる飛躍を目指して、後輩たちの育成に一層力を入れてまいります。ぜひ、皆様のご経験や知見を活かし、後輩たちへの指導や交流、そして明治大学のさらなる成長に向けたご支援を賜りたく存じます。例えば、競技指導やキャリア形成のアドバイス、地域社会との連携支援など、皆様の力が現役生や体育会の未来をより豊かなものへ導く原動力となることを期待しております。
駿台体育会はこれからも、現役生とOB・OGの皆様、そして大学全体と一体となり、新たな歴史を刻んでまいります。これまで以上に、皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。共に明治大学の未来を輝かしいものへと導いていきましょう。